モータ部品・回転体のバランス調整作業請け負います

アンバランス測定

島津製作所性動釣合試験機 SGB-10K Ⅱ

対応可能ワーク

  • ワーク重量         0.1 〜 10kg
  • ワーク直径         Max 300 mm
  • ワーク軸感距離 60 〜 250 mm

なぜバランス調整が必要か?

モータの回転体(ローターやファンなど)のバランスを取る主な理由は、回転時に発生する不均衡な力(アンバランス)を軽減することで、以下のような問題を防ぐためです:

1. 振動の低減

  • アンバランスがあると、回転体が動作中に偏心して動き、振動が発生します。この振動が大きいと、機械全体に悪影響を与えます。
  • 長時間の振動は、モータの取り付け部分や周囲の構造物にダメージを与える可能性があります。

2. 軸受(ベアリング)の寿命延長

  • 振動が軸受に伝わると、余分な負荷がかかり、摩耗や劣化が早まります。
  • 軸受の寿命が短くなると、メンテナンスや交換のコストが増加します。

3. 効率の向上

  • アンバランスによる振動や余計な摩擦は、エネルギー損失を引き起こします。バランスが良い回転体は効率が高く、電力消費を抑えることができます。

4. 騒音の抑制

  • 振動による騒音が発生し、作業環境や製品品質に悪影響を与えます。特に静音が求められる環境では、バランスが重要です。

5. 安全性の向上

  • 高速回転する部品にアンバランスがあると、摩耗や損傷により部品が破損する可能性が高まります。これにより事故が発生するリスクが増加します。

6. 製品の信頼性向上

  • バランスの取れた回転体は長期間安定して動作し、製品全体の信頼性が向上します。

 


モータ製品以外の回転体にも対応します

モータ以外で回転する機械には、さまざまな分野で使用される機械があり、それぞれ特定の目的に応じた回転部品を持っています。

  • ガスタービン蒸気タービンなどは、発電所や航空機のエンジンで使用されます。
  • 遠心ポンプロータリーポン
  • 遠心分離機
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